
元セガの中裕司氏が、ソニック3に故マイケルジャクションが一部の音楽の作曲に関わっていた事を暗に認めるとしていて、その辺は常にグレーな感じで存在が肯定も否定もされていなかっただけに、これで決着なるかですね。
元ソニックチーム代表の中裕司氏は、マイケル・ジャクソンが『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』の音楽の一部を作曲したことを認めたようだ。
最終的なゲームではクレジットされていないマイケル・ジャクソンが一部の楽曲を作曲したと広く信じられているため、ジャクソンの関与に関する疑問は長年にわたってネット上で議論され、論争になっています。
セガはジャクソンの関与を公式に確認したことはなく、長年にわたって様々な人物が相反する返答をしてきました。
しかし、『ソニック オリジンズ』の最近の音楽変更に言及した中氏のツイートにより、この問題は一旦収束したようです。
なんと、セガ公式がマイケル・ジャクソンの音楽を使っているのに、『ソニック3』の音楽が変わっている と、中氏は述べた。
中氏は『ソニック3』のプログラマーの1人であり、同ゲームのプロデュースも担当したため、ジャクソン氏が同ゲームの楽曲提供に関わっていれば、間違いなく知っていたはずだ。
彼のツイートは、本日発売された『ソニック オリジンズ』において、『ソニック3』のオリジナル・サウンドトラックが収録されていない変更点について言及している。
ジャクソンの音楽は、ジャクソンが関与したとされる以前に元々ゲーム用にデザインされた音楽の再現バージョンに置き換えられています。
2009年にジャクソンの音楽ディレクターであるBrad Buxer氏が、ジャクソンが1993年に4週間サウンドトラックに携わったと主張しましたが、セガは公式に確認せず、元セガオブアメリカ社長Tom Kalinske氏を含むセガの有名幹部は、彼が関わったとしても彼らの知らないところでのことだと述べています。
1997年にPCで発売されたゲームには、ジャクソンの音楽とされるものに代わって作られたと思われる『新しい』音楽が含まれていた。
関連リンク
Oh my god, the music for Sonic 3 has changed, even though SEGA Official uses Michael Jackson's music.
— Yuji Naka / 中 裕司 (@nakayuji) June 23, 2022
中氏のコメントからやはりマイケルジャクソンが関わっていた事が示唆されていますね。彼がクレジットを望まなかったのか、セガが断ったのかが気になるところですね。