
任天堂法務部が、ファンメイドで制作されていたゼルダの伝説に関連する著作権侵害を理由に削除を求め、それに従う事例が起こるとしていて、この手の話は何度となく繰り返されているだけに、例外は無いというものですね。
任天堂の法務チームが、ファンメイドのゼルダの伝説のゲームの著作権を主張し、プロジェクトの完全な上場廃止を余儀なくされた。
ここ数年、任天堂ベースの非公式プロジェクトを数多く発表してきた有名なモデラー、mKaze Emanuar氏は、今年の初めに『The Missing Link』というタイトルを発表した。このゲームは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』と全く同じエンジンを使用しており、『オカリナ』と後のN64タイトルである『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』とのギャップを埋めることを目的としている。
このゲームはGitHubで公開されていましたが、著作権の問題で削除されています。Torrentfreakによって発見されたこの苦情は、以下のように読まれています。
『著作物は、任天堂の『ゼルダの伝説』ビデオゲームフランチャイズのビデオゲームであり、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(米国著作権登録第PA0000901848号)、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』(米国著作権登録第PA0001940271号)などのオーディオビジュアル作品、ストーリーライン、キャラクター、イメージなどを含み、これらに限定されない。
任天堂は、報告された素材を検討しましたが、任天堂の著作権で保護された著作物の公正な使用には該当しないと考えています。』
その上で、GitHub のページの削除を求め、『任天堂の独占的権利に違反して、任天堂のビデオゲーム『ゼルダの伝説』フランチャイズの無許可の派生作品を含むソフトウェアファイルへのアクセスを提供している』としています。
訴状はプロジェクトの削除を求めただけで、訴訟や関係者の更なるトラブルには発展しなかったことは注目に値します。
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ファイル共有ソフトで広がりを見せていたらしく、任天堂はそれを差し止めることに成功したようですね。それにしても任天堂は著作権にはがちがちなので、インターネットの自由を訴えることは難しいですね。