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わずか1か月で経営統合が決まったバンダイとナムコの裏話というものが公開



わずか1か月で経営統合が決まったバンダイとナムコの裏話というものが公開されていて、この頃はセガにナムコが合併を打診していたりと経営統合が盛んな時代だったので、生き残りをかけた駆け引きがあった時代ですね。


■ナムコは2005年にバンダイと経営統合した
バンダイとの統合の話を最初に聞いたのは05年初頭でした。私は「ラッキー!」と思いました。ナムコの役員で私が最も推進派でした。当時ナムコは生き残りをかけ、M&A(合併・買収)や統合を模索していました。実際に複数の会社と交渉していました。


ナムコを我が子と同じように思っていた中村雅哉会長(当時)は当初、統合に前向きではなかったです。ただ、バンダイの高須武男社長からの猛烈なラブコールを受け、「少し考えるよ」ぐらいは思っていたのかもしれません。

ナムコにはゲームセンターやゲーム機などを担当する役員がいます。これらの部門は統合の利害関係がほとんどなく、「我、関せず」という雰囲気。「ナムコで生き残れる」とか「乗っ取られる」と主張する人もいました。

■統合の決断はわずか1カ月
私は研究開発を担当しており、「バンダイと組めば面白い商品ができる。ぜひやりましょう」と中村会長に進言しました。一部の役員も統合に前向きでした。中村会長は最終的に「おまえたちがやりたいなら、そうしなさい」と言い、統合の決断はわずか1カ月間で下されました。


統合に向けて両社を何度も行き来するなかで、最もやり取りをしたのはバンダイのビデオゲーム事業部の役員だった鵜之沢伸さんでした。業界では「鵜之沢という暴れん坊がいる」と噂されていました。実際にお会いすると声も大きく行動力があります。イメージ通りの方でした。

その一方、強がりなくせに意外と繊細で、人間味を感じさせる側面もあり、繊細さと豪快さをうまく使い分けていました。繊細なところを垣間見たときは「うまくやっていけそうだ」と思いました。

■両社の文化の違いに戸惑った
05年9月に持ち株会社、バンダイナムコホールディングスが設立され、両社は経営統合しました。しかし蓋を開けると、2社の文化がまるで違いました。


例えば、バンダイでは1人のプロデューサーが複数のゲームを担当します。数をこなすために、実際の開発は外部の企業に委託します。商売への執着心が強いバンダイは「狩猟民族」のようでした。

鵜之沢さんは商売人のプロフェッショナルです。交渉相手に突っ込み、撃沈して帰ってくるということもありました。一方、ナムコは例えるなら「農耕民族」です。ゲームの企画からジックリと作り込みます。

会議でも如実に違いが表れます。ナムコはひたすらゲームの企画内容を説明します。バンダイではゲームの中身にほとんど触れず、どことコラボするか、マーケティング戦略など売り方を重点的に説明します。

各現場での両社の融合に苦労しました。グループは統合効果を早く出そうと焦り、300億円の最終赤字を計上してしまいます。


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今では両社のバランスが取れた感じになっていて、合併した会社の中では成功しているほうですよね。

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