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ファミコン世代が引き込まれたメガドライブ版『大魔界村』その完成度に迫る!



ファミコン世代が引き込まれたメガドライブ版『大魔界村』その完成度に迫る!プログラムをしたのはご存じ中裕司氏であって、逸話では8カ月で移植作業を終わらせたという話が残っている位ですから、出来も素晴らしかったですね。


 カプコンの名作アクション「魔界村」の続編にあたる「大魔界村」は、1988年末に業務用システム基板「CPシステム」にてリリースされた。主人公は鎧を着た騎士「アーサー」が前作に引き続き登場。魔王「ルシファー」によって魂を奪われた人々を救うために、新たな武器を携えたアーサーが、再び魔界へと旅立っていく。

 縦横にスクロールするステージを、性質の異なる複数の武器を使いこなして攻略していくアクションゲームという部分は前作を踏襲しているが、装備中の武器によって強力な魔法が使える「黄金の鎧」の登場や、上下に撃ち分けが可能となったアクション、そしてインパクトのあるボスの存在など、内容は前作から大きく進化している。難易度はかなり高いが、不条理な難しさではないので、やり込むことで攻略法が見えてくるバランスも絶妙で、1980年代のカプコンを代表する1本といっていいタイトルだ。

 そんな「大魔界村」が、アーケード版の稼働開始から1年も経過しないうちに、まだ対応ソフトの数が少なかったメガドライブで発売されるというニュースは本当に衝撃的だった。ゲーム雑誌に掲載された魔法を使うアーサーや1面ボスの「シールダー」の姿が映った開発中の写真は、アーケード版と比べても遜色はなく、発売までの期待を大いに高めてくれた。1989年8月の発売を迎えて筆者もすぐに購入したが、背景のグラフィックスなどがわずかに見劣りするものの、手触りはアーケード版そのものという期待を裏切らない完成度で、暑い夏の日々を魔王ルシファー討伐の旅に費やしたことを今も覚えている。

 このメガドライブ版「大魔界村」は、アーケード版を可能な限り忠実に移植しつつ、メガドライブで遊ぶことに準拠した設計が施されている。ゲームの難易度は「ARCADE」と「PRACTICE」の2種から選べ、アーケード版の難易度に合わせた前者に対し、後者はステージ上のトラップなどが少なく設定され、宝箱から鎧が出やすくなったオリジナルの難易度で、宝箱が出現する場所や敵の攻略法を身に付けるにはぴったりのモードであった。PRACTICEを遊んだうえでARCADEに変更してみると、その難しさに驚かされるが、こちらをやり込むことでアーケード版の攻略にも通用したことが、移植のクオリティの高さを証明していた。

 また、メガドライブのコントロールパッドによる操作を考慮した操作モード(OPTIONの「JOY STICK」の設定を「MEGA DRIVE」に選択)は、パッドを斜め上に入れた場合でも左右移動が可能で、これにより、方向キーを入れているのにアーサーが動かないという、パッドならではの誤操作がなくなっている。今回のメガドライブミニはパッドによる操作がメインとなるので、プレイ時はこちらの設定にしておくことをオススメする。

 このメガドライブ版「大魔界村」は、カプコンではなくセガから発売されていて、開発もセガが行なっている。当時セガに在籍し、メインプログラマーとして開発に携わった中 裕司氏は、アーケード版「大魔界村」の内容に衝撃を受け、会社に移植版の発売を直訴し、早々に発売が決定。カプコンから提供されたアーケード版のソースやデータをできるだけ忠実にメガドライブに移植したことを後のインタビューなどで答えている。かなり苦労はあったようだが、その甲斐のある内容だったのは間違いなく、ユーザーはその完成度のみならず、メガドライブの持つポテンシャルにも歓喜した。

 メガドライブミニには中断セーブ機能があり、ボスの直前など、シチュエーションごとに保存をしておけば、その場所を繰り返し練習することも可能となった。この「大魔界村」も、難易度ARCADEでノーコンティニュークリアやノーミスクリアを目指すべく、やり込んでみてほしい。


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当時はメガドライブのキラータイトルでしたね。多くのファミコン世代がこれでメガドライバーの仲間入りに!

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