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故岩田氏は、ゲームが如何に敵視されないかをwii時代に語り合い、そのあり方を摸索していたと指摘



故岩田氏は、ゲームが如何に敵視されないかをwii時代に語り合い、そのあり方を摸索していたと指摘されていて、岩田氏だからこそ着眼した視点で物が語られており、その辺はそれぞれの立場にたって考えることを第一にしてきた岩田氏らしいですね。


さて、数ある任天堂のゲーム機のなかで、10数年前にヒットしたゲーム機といえば、Wiiである。

 Wiiのコンセプトは「家庭で敵視されないゲーム機」と知られているが、実際、岩田さんは親に敵視されないよう、Wiiに電源が勝手に切れてしまう仕様を付けてはどうだろうか、と考えたそうだ。親は口癖のように「ゲームは1日1時間」と言う。Wiiに、ゲームを始めて1時間後に、本当に電源が切れてしまう仕様が実装されていたら、どうだっただろうか(データは完全にセーブされたうえでのこと、というところに岩田さんのユーザーへの優しさが感じられる)。

 岩田さんは、ゲーム会社の社長にあるまじき考え、と自嘲しながらも、ゲームづくりにおいて「暴論からはじめる議論は無駄じゃない」と確信していたようだ。


それぐらい考えを極端に振り切って議論をしないと新しいことはできないと思ったんです。少なくとも、そういう意識を持って話し合うことは価値がある、と。


 ユーザーに寄り添いながらも、ゲームに対しては圧倒的な熱量で接し続けた岩田さん。この議論は、結果として、どのゲームをどれだけプレイしたかがみんなにわかる「プレイ履歴」として実装された。


「ゲームは1日1時間」という約束を守るために強制的に電源が切れてしまうよりも、「プレイ履歴」による親子のやり取りを通じて約束を守る流れができるほうがずっと魅力的だということになったんですね。


 Wii開発においての、岩田さんのさらなる暴論は、いつでも遊び始められる「眠らないマシン」の実現だった。ゲーム機は動くと熱をもつ。しかし、夜中にゲーム機のファンが回っていると、母親が「つけっぱなし!」と怒るだろう。暴論から始まった議論は、熟成されて「夜のあいだはファンを回さない」仕様を誕生させた。

 本書を読むと、岩田さんの魅力の虜になり、会ったことがなくても思わず「岩田さん」と呼んでしまいたくなる。

 ゲーム制作者やゲーム制作を目指す人はもちろん、広くゲームファンに読んでもらいたい1冊だ。


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岩田さんだからこその着眼点ですね。ゲームも配慮されるしお子様も守られる。

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