ゲーム情報&ブログ2.0

家庭用コンシューマーゲーム情報ブログ。任天堂、ソニー、マイクロソフト満遍なく取り扱っています。

スポンサードリンク

『ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンでわかったムーアの法則と製品寿命の歴史という記事』が掲載中。



ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンでわかったムーアの法則と製品寿命の歴史という記事が掲載中。スーファミ本体は当時専用に設計されたチップが随所に内蔵されており、それらが時と共に合理化されていったようですね。


そのテカナリエレポート143号では、1990年に発売された「スーパーファミコン」と、2016年の「ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ(ファミコンミニ)」、2017年の「ニンテンドークラシックミニフスーパーファミコン(スーファミミニ)」の比較をしていた。そこからは、製品開発についての興味深い事実が浮かび上がってくる。

 1990年に発売された任天堂のスーパーファミコンには、15個の半導体チップが使われている。うち、ほぼ半数の7個はスーパーファミコンのためだけに設計された専用の半導体チップだ。

 一方で2017年に発売されたスーファミミニは、5つの半導体チップだけで同じ機能を実現し、かつゲームソフトも本体に内蔵している。その5つの半導体はすべて市場で調達できる汎用のチップだ。それはファミコンミニも同様で、両機に使われているチップは多くの中国製タブレットなどに搭載されている中国Allwiner Technorogy(珠海全志科技)を中心にしたもので、他のチップ類も中国、台湾、韓国などの製品で構成されている。Allwinner社は中国広東省珠海市、深センの隣に本社を置く半導体メーカーだ。

 チップ数が少ないことは、そのまま設計開発コストや製造コストの安さにつながる。また、汎用チップを使った製品作りは、短期間での製品投入や多品種小ロットが実現可能になる。これは、専用の半導体設計の場合、多大な初期投資がかかる一方で、製造は量産効果が効くため「小品種で大ロット、同じ製品を長年売る」タイプのビジネスになるのと真逆である。

 汎用チップの性能向上によって、ソフトウェアで差別化して多品種で小ロットの製品を出すスタイルの製品開発を生み出したという事実は、ファミコンミニとスーファミミニの中身を見るとよく分かる。同レポートで分解されているファミコンミニとスーファミミニの2製品は、ほぼ同じ設計と部品で作られているのだ。

 両機は共に数百万台規模の大ヒット製品になったので、「小ロット」を掲げるような製品ではないが、ほぼ同じハードウェア構成で機能の異なる2つの製品を開発できることは、初代のファミコンやスーパーファミコンの開発時には不可能だったことだ。

● ムーアの法則で変わる産業の形

 同じ機能をもつスーファミとスーファミミニで、専用チップの設計の必要がなくなり、かつチップの数が減っているのは、スーパーファミコン発売時の1990年とスーファミミニ発売の2017年の30年あまりのあいだで、半導体の性能が驚異的に進化し、価格も低下したからだ。

スーファミミニ、ファミコンミニの核になっているAllwinner社のR16チップは、演算を担当するCPUとグラフィックを担当するGPU、そしてキャッシュメモリを一つのチップ内に統合している。有名な米クアルコム社のSnapdragonシリーズなどと同様のSoCだ。SoCとは「System on Chip」の略で、複数のチップによって成り立つシステム全体が一つのチップに載っていることからそう呼ばれる。

 こうした統合チップが生まれた背景には、コンピュータがますます高性能化、低価格化、小型化し、さまざまなものに部品として組み込まれていく背景がある。


・・・としていて、この頃のゲーム機はまだゲーム機本体がPCよりもゲームグラフィックなどで上回っていた時代なので、ゲーセンのゲームとゲーム専用機が進化の歴史を物語っていたころなので、専用設計のチップが幅を利かせていたものでしたね。特に回転拡大縮小はスーファミのキラー機能になりましたし、PCM音源8チャンネルも扱いの難易度が高かったそうですが、音色は素晴らしかったですね。そうした時代の半導体チップが今では数個の半導体だけで収まる程度になっており、時代の進化を感じさせますね。


関連リンク


 [ゲーム]任天堂関連記事

スポンサードリンク

0 Comments

Leave a comment