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『セガの名越氏が、当時鈴木裕氏が在籍していたAM2において、鈴木氏と合わなかった人が1チーム分丸々いなくなったエピソードを語っている記事』が掲載中。



セガの名越氏が、当時鈴木裕氏が在籍していたAM2において、鈴木氏と合わなかった人が1チーム分丸々いなくなったエピソードを語っている記事が掲載中。それだけ哲学的な部分での相違があったらしく、詳しく話していますね。


――デザイナーとして入社された名越さんですが、最初はどんな仕事をされていたのでしょうか?

名越 それこそ1ドットずつドットを打って絵を描いているような感じですよ(笑)。もちろん専用のグラフィックツールがあって、それを使って作業するわけなんですけれど、みんなデキる先輩だから俺なんかより圧倒的に作業が早くて。そもそも、俺はそのグラフィックツールの使いかたからして、理解が追いつかないんですよ。「この機能は何のためにあるんだろう?」みたいなところがスタートだったので。

――ああ、なるほど。

名越 新人なのでお使いみたいな仕事も多く、絵を描かせてもらうチャンスって少なかったんですよ。30年も前の話なのでもう時効だと思うんですが、昼間はデザイナーの仕事とは関係ないような雑用をひたすらやって、夜になると先輩に「これ明日までにやっといて」なんて言われたりする(笑)。

――きびしいですね(笑)。

名越 その時点で徹夜になるのは間違いないんですけれど、人がいないオフィスで時間を気にせずじっくり絵を描けるというのは、俺は楽しかったし、価値がある時間だと思っていました。ただ、一生懸命作ったモノでも翌日見せると「何だこれ」とボツにされたりするんですけれど。

――昔気質の職人のような感じですね。

名越 そうですね。ダメと言われるのは悔しかったけれど、実際問題、周りはデキる人ばっかりなんですよ。冗談抜きに俺の10倍くらいのスピードでいいものを仕上げているような人に言われるわけだから、ぐうの音も出ないわけです。当時は、「クビにはならないかもしれないけれど、違う部署に飛ばされたりするかもしれないな」くらいのことは思っていました。ただ、先輩たちはきびしいものの、仕事を教えてはくれましたけどね。

――そういう時期は長かったのですか?

名越 じつはあまり長くはなくて。というのも、入社して1年くらいのあいだにけっこうな人数の先輩が……言ってみれば鈴木裕さんに謀反を起こして、会社を辞めてしまうんです。もともと2チームあったんですが、1チームぶんくらいの人が丸々いなくなって。同期の中にも、先輩について行って辞めたヤツもいましたね。

――なぜ名越さんはそこで「先輩について行く」という選択をしなかったのでしょう?

名越 俺はこの会社に何も残していないどころか、何も学んでいないと思ったから。その時点で辞めるという選択肢はなかったかな……。ただ、「会社ってこういうことが起こり得るんだな」とは思いました。それまでよりもさらに不安な気持ちにはなりましたけれど(苦笑)。上司の鈴木裕さんも「参ったな」という感じではありましたけど、すぐに前に向くポジティブな人でしたから。でも、このときが俺のクリエイター人生の最初のターニングポイントでした。

――ところで、なぜ先輩たちは会社を辞めてしまったのでしょう?

名越 鈴木裕さんのゲームの作りかた、組織というものの考えかたが独特で、合う人と合わない人というのがハッキリ分かれてしまうタイプでした。辞めていった人たちというのは、合わない人たちだったんですね。まあ、そのうちに俺も合う、合わないという問題に直面する立場になるんですけど(苦笑)、最終的には合わなくて部署を持つという形で独立することになる。歴史はくり返すんですよ。ただ、くり返す歴史がもたらすモノって悪いモノばかりではないと思うんです。

――確かに、そういう見かたができる場合もありますね。

名越 考えかたを切り換えるだけで新しいモノが生めれば、苦労なんてしないんです。環境とか立場が新しいモノに及ぼす影響というのは確実にあって。例えば、出ていった先輩を見たとき、俺からすれば若くしていい給料をもらっているように見えたから、「ワガママだな」って思っていたことも事実です。そこは、自分が鈴木裕さんから独立して部署を持つとなったときにどう思ったかと言えば、「クリエイターとして、ひとりの人間としてがんばっていれば、そういう衝突は必ず起こることなんだな」って思えたし、むしろそれが普通なんだな、と。これは会社に長く居続けて、くり返す歴史を体験したからこそわかったことだし、その経験があったから生み出せたものも確実にあると思いますね。


・・・としていて、鈴木裕氏とは会う人合わない人が真っ二つだったとエピソードを語っていますね。結果的に名越氏は残り、そして、出世した訳ですが、まさか当時のセガが今のセガゲームスのようになるとは誰も想像していなかったでしょうね。鈴木氏も会社を辞めてシェンムー3に没頭していて、時代が物語るですね。


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