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『中裕司氏がプログラムを担当!無茶移植が神移植になったマーク3版『スペースハリアー』を紹介!という記事』が掲載中。

無茶移植が神移植になったマーク3版『スペースハリアー』を紹介!という記事が掲載中。圧倒的スペック差がある中でどんな出来になっていたのかというのを当時を振り返って指摘していますね。


セガマーク3版スペースハリアーは、1986年2月21日にセガからリリースされました。アーケード版からの移植です。

セガマーク3のスペックからして、無茶移植になるのは火を見るより明らかでした。そこでメインプログラマの中裕司さんは、思い切った表現方法を選択します。

マーク3のスプライト機能は使わず、背景を高速に書き換える処理を採用することにしたんです。この判断は大正解でした。

キャラクターが非常に大きく、迫力満点の3Dシューティングゲームに仕上がったんです。まさに神移植になりました。

枠なんて全然気にならない!
敵キャラのグラフィックが大きく、地上の市松模様も見事に再現しています。


その変わり、敵キャラに付いている変な「枠」が気になるという人がいますが、プレイ中はそんなに気にならないと思います。

静止画で見たときに「こんなにも枠が付いているんだ」と実感するぐらいですね。

そんなことよりも、拡大縮小の機能すらないセガマーク3で、ここまでやれるんだということを証明したことが素晴らしいと思います。

オリジナルのラスボス「ハヤオー」のデキも素晴らしいです。アーケード版には存在しないラスボスを入れるところが粋ですね。

真っ赤な体をしたハヤオー2匹を相手に、最後の力を振り絞って戦いを挑みます。スピードが速いので、倒すまで時間がかかってしまうんです。手に汗握る攻防を味わうことができるんですよね。最高です!

ちなみに、ハヤオーは当時の中山隼雄社長をモチーフに作られたそうです。歴史を感じます。


マーク3版 スペースハリアー


音源がPSG音源なので、カッコ良いはずの原曲がほのぼのしてしまっています(汗)。もう少し容量を増やしてでもFM音源に対応して欲しかったですね。

不満な点はBGMだけで、それ以外は満足できる内容でした。ステージ4のビーンズビーンも再現していましたし、文句のつけようがありません。このデキで納得できなければ、アーケード基板を購入するしかないでしょう。


アーケード版 スペースハリアー

本家本元です。名作中の名作で、国内外の数多くのハードに移植されました。今見ても見劣りしない内容で、私の中では一番好きなゲームなんです。

さすがに当時の家庭用ゲーム機では、完全移植は不可能でした。あのX68000でも完全移植は不可能だったんです。

もう一度、ムービング筐体でプレイしたいです。


・・・としていて、背景を高速で書き換えることで描写を可能にしていたとして、ファミコンでは多分不可能な処理ですよね。若干スペックが上だたマーク3だからこそ実現した描写といえそうで、それだけでも神移植といえますね。中氏はソニック1のボーナスステージでも回転拡大縮小がないメガドライブでやってのけているので、プログラマー冥利に尽きますね。


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